破風板新調

破風板新調

破風板（はぶいた）は、屋根の妻側に山形に付けられた板のことで、風や雨の吹き込みを防止する板のこと。 文字通り、「風を打ち負かす板」という意味からきている。 屋根は上からの風雨に対しては強い耐性を持っているが、下や横方向からの防御性は決して高くないため、この破風板が使用される。
山車では、上山の前後と前山の前後に付きます。（写真は前山の破風板）
今回新調した破風板は欅（けやき）で「玉杢」の比較的希少な木材。
玉杢とは、文字の通りそのままで玉のような丸い杢のことを指しています。
この杢はケヤキやタモに比較的見られやすい杢です。
最高級に綺麗な玉杢がのった欅（けやき）は、その中でも特にきれいな物はウン白万円もするものもあり高級材。